エコーはじめの一歩
こんにちは!接骨院開業コンサルタントのウエダケンジです。
接骨院向け【セラピストZOOMセミナー】やってます。でご紹介しましたが、ウエダは去年の10月からオンラインセミナーを始めました。
既存の整骨院・接骨院さん向けセミナーとは違った側面から、「院の経営に必要なんだけど不足しがちな情報」を、毎回その分野のプロをお招きして、(ウエダがツッコミを入れつつ)お話してもらってます。
前回は4月8日(木)21:30〜23:00、タイトルは【エコーはじめの一歩】。
整骨院・接骨院業界で現在もっとも注目されてる機器<エコー(超音波画像診断装置)>を、まったくの初心者さん向け、ゼロのゼロからお伝えします!でした。
平日の夜遅くにもかかわらず90名近い方が集まってくださり、ウエダの人気エコーの関心度合いを改めて感じさせられました。
セミナーはYouTube(限定公開です!)にもアップしてますので、ここではザックリとご紹介します。
講師はエコーの伝道師
ゲストスピーカー(講師)は”エコーの伝道師”、王子田直樹さん(ルーツ株式会社代表取締役)。
王子田さんは某医療機器会社でダントツの成績を誇るトップ営業マンでしたが、あるときエコーに出会い、「患者さんの痛みを”目”で見られる」ことに衝撃を受けました。
その後、エコーを知れば知るほど「これは絶対に整骨院・接骨院の先生に普及させなければ!」と思うようになり、ついにはトップ営業マンの座を捨てて退社、以来エコーの「情報提供と啓蒙活動」に努めてきた”専門家中の専門家”です。
王子田さんが独立した当時の整骨院・接骨院業界では「エコーは難しい」「導入コストが高い」、何よりも「自分の手で触ればわかる」という風潮が強く、ほとんど話を聞いてもらえない状態でした。
会社を辞めてまで普及に乗り出した王子田さんでしたが、(一年保たないかも)と思ったそうです。
これからの柔道整復師は全員がエコーの知識をもっている
ところが平成30年(2018年)、状況が大きく変わります。
厚生労働省から【柔道整復師学校養成施設カリキュラム等改善検討会報告書】が出され、柔道整復師を養成する学校・大学に「外傷重視のカリキュラム」という方針が伝えられました。
そして、「柔道整復術適応の臨床的判定(医用画像の理解を含む)」という新たな授業が加わります。
医用画像の理解を含む
つまり「エコーの取り扱い」が必須科目となったのです。
ということは、今後卒業してくる柔道整復師さん全員がエコーの知識をもって、現場にやって来ます。
これまでは”達人”クラスの先生じゃなきゃわからなかった病態でも、エコーによって、新卒の若い先生が画像に映し出してくるかもしれません。
現在では大手を先頭に続々とエコーの導入が行われ、ウエダはあるメーカーさんから「最近は病院よりも、整骨院・接骨院への納品数が多い」という話も聞いてます。
エコーは骨だけでなく、内臓、血管、神経、全部が診れます。
王子田さん曰く「目からX線が出てるようなもの」。
それだけにコンプライアンスを含め、デリケートな部分もありますが、「エコーの普及が接骨院業界を良くしていくと本気で信じている」と言う王子田さんにウエダも完全同意です!
整骨院・接骨院業界の最新情報なら【セラピストZOOMセミナー】
さて、【セラピストZOOMセミナー】は今後も、ウエダが敬愛する吉田松陰先生に倣って「明確なテーマ」と「実行第一」をモットーに整骨院・接骨院の先生へ有意義な情報をお伝えしていきます。
開催は不定期なので、まずウエダまでご連絡ください。
次回の内容など、詳細をお伝えします。
ちなみに受講料その他一切費用はかかりません。
ではまた!
おまけ なかなか出演してくれなかったワケは?
さて、【セラピストZOOMセミナー】でエコーを取り上げるなら、講師は「王子田さんしかない!」と何度も交渉し、今回やっと出演していただけました。
(やっぱり忙しいんだなあ)とつくづく思ったのですが、出演を渋られてたのは他にも理由があったとセミナー本番でわかりました。
答えは、YouTubeの冒頭(0:43ころ)に出てきますので、よかったら視聴してみてください。
上田健二
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電話:042-306-2689(代表)
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<参考元>
『厚生労働省「柔道整復師学校養成施設カリキュラム等改善検討会報告書」』