【外傷協会インタビュー 第1回】外傷に強い柔道整復師を育てる、その想いと現場のリアル

こんにちは、武蔵野メディカルチャンネルです。

今回は、柔道整復師のための教育団体日本柔整外傷協会(通称:外傷協会)」より、
理事長の角野先生と創設者である大榎先生にお越しいただき、外傷協会のビジョン・歴史・今後について熱く語っていただきました。

外傷協会とは?その成り立ちと目的

外傷協会は2013年頃に創設され、“外傷に強い柔道整復師”の育成を目的とした一般社団法人です。
当初は「スタッフ教育の延長」として始まりましたが、“現場で本当に役立つ再現性のある知識”を体系的に伝える組織として進化。
SNSの普及により全国の柔整師に注目され、今では全国から入会・参加者が集まる団体となっています。

「見たい」「診たい」気持ちを形に:現場に根差した指導

病院での実務経験が豊富な大榎先生が蓄積したノウハウを、ギブス巻き・問診・医師連携・エコー活用など、
現場で使えるスキルに落とし込んで体系化。「あたりまえにやっていたこと」が現場ではあたりまえでなかった──その事実に多くの反響があったそうです。

角野理事長が加わり、再び大きなうねりに

2024年からは角野先生(スノーエイド代表)が理事長として就任。
過去の貴重な症例報告(8年以上・数千件)を体系化し、会員サイトでいつでも学べる仕組みを整備。
現在は月に2回以上セミナーを開催し、毎回即満席という勢いです。

組織ではなく“チーム”として育てる仕組み

外傷協会では、もはや「1人のカリスマ講師がすべて教える」スタイルではありません。
中井先生・岡本先生など、専門分野ごとの認定講師陣が現場の課題に即した内容を提供。
質問にも即答できるスキルと視点を持つ、プロ集団のチームへと進化しています。

柔整師としての“原点”を取り戻す場として

「患者さんが骨折して来院したとき、見れなかった自分が悔しかった」
「自分の家族の怪我を前に、何もできなかった自分に罪悪感を覚えた」
そんな経験から、「もう一度ちゃんと学びたい」と門を叩く先生が多いのが特徴です。

本来、柔道整復師は“外傷”の専門家です。
整体や美容、デイサービスなど多様な働き方がある中でも、“接骨院”と掲げた以上、最低限の外傷対応はできていてほしい。
それが外傷協会の考える“本質”なのです。

変わらない理念「世界基準のゴールデンスタンダードを伝える」

「○○式」ではなく、世界で通用する治療の“基準”を教える──これが外傷協会の一貫した理念。
道具は進化しても、“人が人を診る”という本質は変わらない。
だからこそ、10年後も、20年後も通用する教育を目指し続けています。

✅こんな柔道整復師の方におすすめです

  • 自費施術が中心になり、外傷を診る自信がなくなっている
  • 骨折や脱臼の判断・対応が苦手、エコーやギプス未経験
  • 柔道整復師として“原点”を取り戻したいと思っている
  • 学び直しをしたいが、何から始めたらいいかわからない

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🎥武蔵野メディカルチャンネルでも対談動画公開中!

今回の対談の様子は、YouTube「武蔵野メディカルチャンネル」にて配信中。
外傷に真剣に向き合う先生方のリアルな想いを、ぜひ動画でもご覧ください。

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次回もお楽しみに!

このシリーズでは今後も、外傷協会の講師陣や現場の声をリアルにお届けしていきます。
「自信を持って診れる柔整師」への第一歩として、ぜひ学びを深めてみてください。