【接骨院開業準備シリーズ9】ホームページを使う。

こんにちは!接骨院開業コンサルタントのウエダケンジです。

ブログの順番どおりに進めれば、接骨院の開業が準備できちゃうシリーズ。

前回内装を創る。(後編)はこんなお話でした。

  • <内装>は、(構造設備基準に沿いつつ)<事業コンセプト><予算>の両方に合わせる
  • 優先順位は、まずコンセプト、次に予算。予算内にどう抑えるかは、施工業者にも相談する
  • <動線>はコンセプトと同じくらい重要。施工業者プラス物療機器の代理店にも相談できる
  • 開業準備はなるべく早くスタートする。また最低でも開業1か月前には仕事を辞め、準備に専念する期間を確保する

そして、何かあれば、ウエダもご相談に乗ります。

さて、【接骨院開業準備シリーズ】もいよいよ大詰め!ラスト2です。

今回は【ホームページを使う】です。

これまで接骨院の開業を目指して、実にさまざまな準備をしてきましたね。

やっと形が見えてきました。でも今、先生の院を知っている人は何人いますか?

開業日・院名・電話番号やメールアドレス・特徴・先生のプロフィールなどなど、ホームページ(Webサイトとも言います)やSNS=<ネットメディア>を使えば、開業前から多くの人に知ってもらえます。


ネットメディアを使える接骨院が有利


ところが、インターネットを使った情報発信、接骨院業界ではイマイチ浸透していません。

「開業3か月前にはホームページができてないと損ですよ

とウエダが言うと、多くの先生が「え?」って顔をします。

それどころか、「ホームページも必要ですか?」なんて聞かれたりして!(涙)

ホームページは、検索である程度上位に上がってくるまで公開後3か月かかると言われてます。

すべてのページがそろってなくても構いません。なるべく早く公開したほうが得です。

また、<予約システム>も組み込めるので、プレオープンのに向けた対応もできます。

なので、3か月前には公開されてないと、スタートダッシュに不利なんです。

でも逆に考えると、そんな業界だからこそ、ネットメディアを使える院は今めちゃくちゃ有利!


ホームページはもうひとつの自院


スマホやパソコンで接骨院を探す患者さんには、ホームページ=その接骨院。

実際、リアルの院と共通点がたくさんあります。

例えば、前回内装を創る。(後編)では、院のコンセプトと内装を合わせなければチグハグな印象になると紹介しましたが(内装はまずコンセプトに合わせる)、ホームページも院のコンセプトに合ってないと、患者さんは違和感を感じます。

また、<動線設計>にも気をつけましょうと書きましたが(動線は施工業者と機器の代理店に相談する)、ホームページにも線設計>と言って、スムーズに各ページへ導く工夫がされてたりします。

「でも施術はできないですよね」

コロナ禍の影響で、ネットの会議システム<Zoom>を使ってトレーニング指導する院が出てきました。


ホームページの種類と特徴


ホームページは大きく分けて<コーポレートサイト><ランディングページ>の2つがあり、それぞれ特徴をもっています。

接骨院業界では、各ホームページの特徴を知ってるだけで、すでに一歩優位www

また、活用の仕方もわかってくるので、ザッと紹介してみます。


コーポレートサイト

「自院の公式ホームページ」、カンタンに言えば、ネット上の<企業案内>です。

コーポレートサイト=ホームページだと思ってる人も多いでしょう。

コーポレートサイトでは、院の住所や電話番号、施術内容、料金体系など「患者さんが知りたい」情報を各ページに分けて発信します。

コーポレートサイト例(武蔵野メディカルシステム)

が、真の目的は「ちゃんとした接骨院なんだなという信用を得る」ことです。

コーポレートサイトがないと怪しまれます(名刺がないのと同じような感じ)。また、<Googleマイビジネス>で検索してもらえたとしても、情報不足すぎて患者さんに選ばれないでしょう(Googleマイビジネスについては、接骨院のネット対策に欠かせないのがMEOへ)。

ちなみに、スタッフを増やそうと考えているなら、患者さんと同じぐらい<採用応募者>の目も意識した作りにしてください。応募者も患者さんと同じくらいシビアな目で見てきます。


ランディングページ(LP

いま最も注目されてるホームページがランディングページ、近頃は「LP」と言う人が多いですね。

「自院の広告ホームページ」、カンタンに言えばネット上の<営業マン>

しかも24時間働いてくれます。

LPでは、新メニュー、キャンペーンなど、「先生が知ってもらいたい」情報を、縦長1枚のページで発信していきます。

LP例(武蔵野メディカルシステム)

集客(集患)など実利成果・・・・をあげるにはもう必須なのですが、実は、接骨院業界が遅れている部分。

多くの院は、コーポレートサイトはもっていても、LPはもっていません。

さて、LPの特徴は、効果を検証しながら、変更を加えていくこと。

ネットでは、ユーザーの反応を感覚とかではなくハッキリとした”数値”で見られます。

こちらは数値を見ながら、より反響を高めるよう変更や修正を加えられるのです。

なので、LPを放置(コーポレートサイトも放置していいわけではありませんが)するのは、作った意味がありません。

もったいないですね。


接骨院に欠かせないMEO


さて、先生の接骨院もコーポレートサイトやLPができたとします。

次の段階は<集客アプローチ>

リアルの院がただ開業しただけで人に知られないのと同じく、ホームページもネットの中で「多くの人に知ってもらう」必要があります。

ネット内の集客アプローチ、方法はいろいろですが、接骨院に欠かせないのが<MEO>

MEOとは、Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)の略で、<Googleマップ>などの<ローカル検索>で上位表示化させる施策を言います。

ややこしいですかね。

カンタンに紹介します!

Googleで「品川区 接骨院」と検索すれば上から順にいくつも出てきます。

当たり前ですが、上位に出てきたほうが断然有利。

では、あの順番ってどう決まるのでしょう?

実は偶然ではなく、”方法”があるんです→それがMEO。

つまり、ローカル検索=「地域名+接骨院」で検索したとき、なるべく上の方に出てこさせる方法です。

Googleマップには、接骨院の情報も<Googleマイビジネス>として登録されてます。

Googleマイビジネスとは、Googleが提供している無料のローカルビジネス登録サービス。

患者さんがローカル検索すると、接骨院の詳細や位置、写真などが表示されるのもGoogleマイビジネス。

もっとカンタンに!

要は、皆さんがスマホで当たり前のように使っている”検索”<Googleマイビジネス>なんです。

自分で何かを検索するときを思い浮かべてください。

上位に出てくる院とずっと下にある院では、集客数にものすごく大きな差が出ますよね!


ウエダポイント】接骨院のネット対策にはサポートが必要


ウエダは、接骨院業界がインターネットに乗り遅れてるからこそ、力の入れ甲斐がある思ってます。

ネットメディアを使える院が今とても有利だからです。

ただ朝早くから夜遅くまで施術している先生たちは、ネットの重要性がわかっても、いちいち調べたり、勉強してる時間がないですよね。

だとすると、実際問題、サポートなしでは難しいでしょう。

コーポレートサイト、LP、MEO対策などを効率よく・・・・知りたい方は、私のフェイスブック 【ネット対策希望】と書いたメッセージをください。

特にMEO対策では、【チーム武蔵野】という専門家集団をもっています。


さて、これまでお付き合いいただいた【接骨院開業準備シリーズ】も次回で最終回。

ラストは【プレオープンを過ごす】です。

ではまた!


【おまけ】集客対策と言えばマーケティング・・・


さて、ネットメディアも含め、<集客対策>は、今の接骨院で最重要ポイント。

集客対策と言えば<マーケティング>・・・なのですが、これも接骨院業界が苦手にしている分野です。

ということは!ウエダ・・・ヒラメキめきました☆

「ネットメディア同様、マーケティングを知った院がめっちゃ有利な状況」

このブログでマーケティングのシリーズ、考えてみます。


上田健二
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武蔵野メディカルシステム株式会社
〒189-0011 東京都東村山市恩多町 4-41-51
電話:042-306-2689(代表)
FAX :042-306-2690


<参考元>

『株式会社LIG「コーポレートサイトとは|その役割と必要なコンテンツ11選を解説」』

『LISKUL「ランディングページ(LP)とは?10分でわかるLPの目的・メリット・作り方」』

『株式会社CIN GROUP「MEOとは?そもそも何か?」』

『Gyro-n「Googleマイビジネスとは?登録の手順と各項目の設定・運用ポイント」』