整骨院で注目のラジオ波治療を徹底解説。科学的に証明された温熱効果、症状別の使い方、機器選定のポイント、開業時の導入メリットまで。フィジオ ラジオスティムPROの特徴も詳しく紹介|武蔵野メディカル
目次
- ラジオ波治療とは?整骨院で注目される理由
- ラジオ波治療の科学的根拠と効果
- ラジオ波治療のメカニズム|深部温熱の仕組み
- 症状別プロトコル|効果的な使い方ガイド
- ラジオ波機器の選び方|比較ポイントと注意点
- フィジオ ラジオスティムPROの特徴
- 整骨院開業時の物療機器選定ガイド
- 自費診療メニューとしてのラジオ波活用法
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:ラジオ波治療の導入を検討する方へ
1. ラジオ波治療とは?整骨院で注目される理由 {#section1}
ラジオ波治療(Radio Frequency:RF)は、0.3~0.5MHz帯の高周波電流を体内に通電させることで、深部組織に温熱効果をもたらす物理療法です。
ラジオ波治療の基本原理
ラジオ波は、体内の水分子や脂肪分子を高速振動させることでジュール熱を発生させます。この熱により、皮下3~7cmの深部組織まで効果的に加温することが可能です。
従来の温熱療法(ホットパック、赤外線など)は表層のみの加温でしたが、ラジオ波は深層筋・関節包・靭帯などの深部組織を直接温めることができる点が最大の特徴です。
整骨院でラジオ波が注目される3つの理由
理由1:患者に「気持ちいい」と感じてもらえる
電気治療特有のピリピリ感がなく、温かく心地よい感覚が得られるため、患者満足度が高い治療法です。リラクゼーション効果も期待でき、施術中に眠ってしまう患者も少なくありません。
理由2:幅広い症状に対応できる
慢性的な肩こり・腰痛から、スポーツ障害、関節拘縮、冷え性まで、様々な症状に活用できます。特に、手技だけでは届きにくい深層筋へのアプローチが可能です。
理由3:自費メニューとして展開しやすい
保険診療との組み合わせで付加価値を提供でき、自費診療メニューとして展開している整骨院が増えています。全国の料金相場は1回2,500~3,500円程度です。
2. ラジオ波治療の科学的根拠と効果 {#section2}
ラジオ波治療の効果は、複数の研究によって科学的に実証されています。
ラジオ波治療で期待できる効果
効果1:深部組織の温度上昇
ラジオ波は、表面温度を40~42℃に保ちながら、深部組織を43~45℃まで加温できます。この温度帯は、コラーゲン線維の伸展性向上や筋緊張緩和に最適とされています。
効果2:血流促進と代謝向上
温熱刺激により血管が拡張し、局所の血流が増加します。これにより:
- 酸素・栄養素の供給が向上
- 痛みの原因物質の排出促進
- 組織修復の加速
効果3:筋緊張の緩和
深部筋の温度が上昇することで:
- 筋スパズムが緩和
- コラーゲン線維の伸展性が向上
- 関節可動域の改善
効果4:疼痛の軽減
温熱効果により、慢性疼痛の軽減が期待できます。深部組織を温めることで、神経への圧迫が軽減され、痛みが和らぐとされています。
医療・スポーツ現場での使用実績
ラジオ波治療器(フィジオ ラジオスティム)は、医療機関だけでなく、プロスポーツチームのトレーナーサポートでも使用されるなど、信頼性の高い治療機器として認知されています。
3. ラジオ波治療のメカニズム|深部温熱の仕組み {#section3}
ラジオ波がもたらす生理学的効果
ジュール熱による深部加温
ラジオ波が体内を通過する際、組織の電気抵抗によってジュール熱が発生します。特に脂肪層や筋膜など、抵抗値の高い組織で効率よく発熱するため、深部まで温熱が到達します。
血管拡張と循環改善
温熱刺激により血管が拡張し、局所の血流が増加。組織の酸素供給が向上し、老廃物の排出が促進されます。
筋・筋膜の柔軟性向上
深部筋の温度が上昇することで、筋紡錘の感度が低下し、筋スパズムが緩和。コラーゲン線維の伸展性が向上し、関節可動域の改善につながります。
自律神経への作用
温熱刺激により副交感神経が優位になり、リラクゼーション効果が得られます。ストレス軽減や睡眠の質向上にも寄与します。
CETモードとRETモードの違い
多くのラジオ波機器には、2つの出力モードがあります:
| モード | 正式名称 | 加温部位 | 深さ | 特徴 | 適応 |
|---|---|---|---|---|---|
| CETモード | Capacitive Energy Transfer(容量移動式) | 表層~浅部 | 皮下2~4cm | スポット的に加温、立ち上がりが早い | 浅層筋、皮下脂肪、表層の筋緊張 |
| RETモード | Resistive Energy Transfer(抵抗移動式) | 深部 | 皮下5~7cm | 広範囲を均一に加温 | 深層筋、関節包、靭帯、広範囲の施術 |
効果的な使い方の順序
1. CETモード(表層~浅部を先に温める)
↓
2. RETモード(深部まで温める)
↓
3. より深い温熱効果・相乗効果が得られる
症状や目的に応じて使い分けることで、より効果的な治療が可能になります。
4. 症状別プロトコル|効果的な使い方ガイド {#section4}
【肩こり】肩甲骨周囲の筋緊張緩和
ターゲット筋肉:僧帽筋上部線維、肩甲挙筋、菱形筋
推奨アプローチ:
- 準備段階:患者を腹臥位または座位にし、肩甲骨周囲を露出
- 浅部加温:CETモードで浅層筋を3~5分間加温
- 深部加温:RETモードで肩甲骨周囲全体を5~8分加温
- 集中加温:CETモードでトリガーポイント(圧痛点)を重点的に3~5分
- 仕上げ:出力を下げながら2~3分間クールダウン
施術時の注意点:
- 患者の体感温度を確認しながら出力を調整
- 心地よい温かさを維持(熱すぎないこと)
- 施術後は積極的な可動域運動を指導
併用推奨:
- 手技療法(筋膜リリース、マッサージ)
- ストレッチ指導
- 姿勢改善アドバイス
施術頻度の目安:
- 急性期:週2~3回
- 慢性期:週1~2回(維持期)
【腰痛】多裂筋・脊柱起立筋群の深部加温
ターゲット筋肉:多裂筋、腰方形筋、脊柱起立筋
急性期と慢性期の使い分け
急性期(発症1週間以内)
- 出力:低~中レベル
- 温度:39~41℃(マイルド加温)
- 時間:5~7分
- モード:RETモード中心
- 注意:炎症を増悪させないよう、過度な加温は避ける
慢性期(発症2週間以降)
- 出力:中~高レベル
- 温度:43~45℃
- 時間:12~15分
- モード:CET→RETの順で施術
- 頻度:週3~4回が目安
施術のポイント:
- 仙腸関節周囲も含めて広範囲にアプローチ
- L4/L5レベルの深層筋を意識した電極配置
- 患者の体感を最優先に出力調整
- 施術後は腰部のストレッチを指導
併用療法:
- 骨盤矯正
- コアトレーニング指導
- 日常生活動作の指導
【膝痛】変形性膝関節症への対応
適応症状:
- 変形性膝関節症(初期~中期)
- 膝蓋大腿関節症候群
- 手術後のリハビリテーション
推奨プロトコル:
- 浅部加温:CETモードで膝蓋周囲の浅層を5分
- 深部加温:RETモードで膝蓋上嚢・関節周囲を10分
- 筋肉の加温:RETモードで大腿四頭筋(特に内側広筋)を5分
- 関節モビライゼーション:加温後、可動域訓練を実施
期待される効果:
- 滑液の温度上昇による粘度低下
- 関節包の柔軟性向上
- 大腿四頭筋の活性化
- 疼痛の軽減
併用メニュー:
- EMS(筋力強化)
- 関節可動域訓練
- 自主トレーニング指導(スクワット、レッグレイズなど)
禁忌・注意事項:
- 急性炎症期(腫脹・熱感が強い時期)は避ける
- 人工関節の方は医師に確認
【全身調整】自律神経バランス改善
適応症状:
- 慢性疲労
- 冷え性
- 不定愁訴(倦怠感、不眠など)
- ストレス関連症状
全身施術の順序:
- 背部:RETモードで脊柱起立筋全体を10分
- 腰部・臀部:RETモードで仙骨周囲を5分
- 下肢:RETモードでふくらはぎ(各脚5分)
- 腹部:RETモードで内臓温熱として5分(オプション)
温度設定:
- 38~41℃のマイルド加温
- リラクゼーションを重視
- 施術時間:合計20~30分
期待される効果:
- 全身の血流改善
- 副交感神経優位状態の誘導
- 深いリラクゼーション
- 体温上昇による免疫力向上
5. ラジオ波機器の選び方|比較ポイントと注意点 {#section5}
物療機器選定の5つの基準
整骨院でラジオ波機器を導入する際の選定基準:
基準1:周波数と出力
- 周波数:0.3~0.5MHzが標準的
- 出力:100W以上が望ましい(深部まで到達)
- 周波数が低いほど深部到達性が高い
基準2:出力モードの種類
- CETモード:表層~浅部の集中加温
- RETモード:深部の広範囲加温
- 両モード搭載機が理想的
基準3:操作性
- 直感的に操作できるパネル設計
- プリセット機能の有無
- 電極の持ちやすさ・重量
- スタッフの習熟時間
基準4:価格とコストパフォーマンス
- 本体価格:150万~300万円が相場
- ランニングコスト(消耗品・電気代)
- 保証期間とアフターサービス
- 投資回収期間の試算
基準5:メーカーサポート
- 研修・講習会の提供
- 故障時の対応速度
- 技術相談窓口の有無
- 消耗品の入手しやすさ
ラジオ波機器選定時のチェックリスト
- CET/RET両モード搭載
- 最大出力100W以上
- 操作パネルが使いやすい
- プリセット機能がある
- 保証期間が明確
- メーカーサポートが充実
- 予算内に収まる
- デモ機で実際に試した
6. フィジオ ラジオスティムPROの特徴 {#section6}
酒井医療株式会社が製造する「フィジオ ラジオスティムPRO」は、整骨院・治療院で広く使用されているラジオ波機器です。
フィジオ ラジオスティムPROの主な特徴
特徴1:2つの周波数を搭載
- 0.3MHz:深部組織への到達に優れる
- 0.5MHz:バランスの良い加温
- 症状に応じて使い分け可能
特徴2:CET/RET両モード対応
- CETモード:表層~浅部をスポット的に加温(皮下2~4cm)
- RETモード:深層筋・関節包を広範囲に加温(皮下5~7cm)
- 1台で多様な施術が可能
特徴3:高出力(最大300W)
深部組織までしっかりと温熱を届けることができる十分な出力を確保。
特徴4:操作性の高さ
タッチパネル式の直感的な操作パネルにより、習熟時間が短縮されます。
特徴5:非熱モード搭載
急性期の浮腫軽減にも対応。出力を20%程度、DUTY(間欠モード)を50%にすることで、温熱を感じない非熱モードでの施術が可能。
特徴6:信頼性の高いメーカー
酒井医療株式会社は1881年創業の老舗医療機器メーカーで、リハビリテーション機器分野で140年以上の実績を持ちます。
フィジオ ラジオスティムの主な仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 周波数 | 0.3MHz / 0.5MHz |
| 最大出力 | 300W |
| モード | CET / RET |
| 電源 | AC100V |
| 本体サイズ | コンパクト設計 |
| 操作パネル | タッチパネル式 |
※詳細仕様は酒井医療株式会社の公式サイトをご確認ください。
7. 整骨院開業時の物療機器選定ガイド【完全版】 {#section7}
武蔵野メディカルが推奨する開業時の機器構成
武蔵野メディカルでは、**「外傷をしっかり見る院」**をコンセプトに、以下の機器構成を推奨しています。
推奨機器リスト
【必須機器】
1. 時短君(直流微弱電流治療器)
- 用途:組織修復促進、疼痛緩和、急性外傷対応
- 特徴:微弱電流(マイクロカレント)で細胞レベルの治癒を促進
- メリット:痛みがない、患者負担が少ない、施術時間が短縮できる
2. ラジオ波治療器
- 用途:自費メニューの柱、慢性症状対応
- 予算目安:180~250万円
- 特徴:深部温熱、患者満足度が高い
3. フィジオ5D
- 用途:多彩な電気刺激モード
- 特徴:1台で複数の治療モードを搭載
- 機能:3D干渉波、EMSモードあり
4. 立体動態波
- 用途:深部の筋肉・神経へのアプローチ
- 予算目安:220万円~300万円
- 特徴:3次元的な電気刺激
5. 超音波診断器(エコー)
- 用途:外傷の状態確認、可視化
- 予算目安:100~300万円(ポータブル~据え置きタイプ)
- 特徴:外傷をしっかり見る院には必須
- メリット:患者への説明力向上、診断精度向上
6. ハイボルト(高電圧電気刺激療法)
- 用途:急性疼痛、神経痛、筋スパズム
- 予算目安:70~200万円(ポータブル~据え置きタイプ)
- 特徴:即効性のある疼痛緩和
7. EMS(電気的筋肉刺激)
- 用途:筋力強化、運動療法の補助
- 予算目安:30~200万円
- 特徴:リハビリテーション、体幹トレーニング
8. 超音波治療器
- 用途:急性外傷の炎症抑制、組織修復促進
- 予算目安:50~100万円
- 特徴:外傷治療の基本機器
【推奨機器(差別化・専門性向上)】
9. 体外衝撃波治療器
- 用途:難治性疾患、慢性疼痛
- 予算目安:200~400万円
- 特徴:保存療法で効果が出にくい症状に対応、高い差別化効果
10. トムソンベッドMDT(カイロプラクティックベッド)
- 用途:骨盤矯正、脊柱調整、姿勢改善
- 予算目安:100~200万円
- 特徴:ドロップ機構により、最小限の力で矯正が可能
- メリット:患者への負担が少ない、再現性の高い矯正
11. 酸素カプセル
- 用途:疲労回復、コンディショニング、スポーツ選手対応
- 予算目安:200~400万円
- 特徴:自費メニューとして人気、アスリート・ビジネスマン層を獲得
「外傷をしっかり見る院」のコンセプト
武蔵野メディカルが推奨する整骨院のコンセプトは、**「外傷をしっかり見る院」**です。
このコンセプトの重要性
1. 患者の信頼獲得
- 超音波診断器(エコー)で外傷の状態を可視化
- 「ここの先生はちゃんと見てくれる」という信頼
- 患者への説明力が大幅に向上
2. 適切な治療計画
- 外傷の程度を正確に把握
- 回復過程を可視化できる
- 治療効果を患者と共有
3. 差別化
- 近隣整骨院との差別化
- 「エコーで見てくれる整骨院」という認知
- 医療機関からの紹介も期待できる
4. 柔道整復師としての専門性
- 外傷の専門家としてのポジション確立
- 保険診療の本来の役割を果たす
- 慢性症状のみの院との差別化
5. 効率的な治療
- 時短君(直流微弱電流)で治療時間を短縮
- 細胞レベルでの治癒促進
- 1日の施術可能人数が増加
6. 根本改善へのアプローチ
- トムソンベッドMDTで骨盤・脊柱の調整
- 姿勢改善により再発予防
- 対症療法だけでなく根本改善を提供
時短君(直流微弱電流治療器)の特徴
微弱電流(マイクロカレント)とは
時短君は、数μA(マイクロアンペア)レベルの微弱な電流を流す治療器です。
特徴:
- 人体の生体電流に近い微弱な電流
- 痛みや刺激をほとんど感じない
- 細胞レベルでATP(エネルギー)産生を促進
- 組織修復を加速
時短君が「時短」である理由
1. 施術時間の短縮
- 従来の電気治療:10~15分
- 時短君:効率的な電流で治療時間を最適化
- 1日の施術可能人数が増加
2. 治癒期間の短縮
- 細胞レベルでの治癒促進
- 組織修復が早まる
- 患者の来院回数が適正化
3. 業務効率の向上
- シンプルな操作
- セッティング時間が短い
- スタッフの負担軽減
時短君の適応症状
- 急性外傷(捻挫、打撲、肉離れなど)
- 筋肉痛
- 腱鞘炎
- スポーツ障害
- 術後の組織修復
- 疲労回復
時短君と他の電気治療器の違い
| 項目 | 時短君(微弱電流) | 一般的な低周波 |
|---|---|---|
| 電流の強さ | 数μA(マイクロアンペア) | 数mA(ミリアンペア) |
| 体感 | ほとんど感じない | ピリピリ感がある |
| 作用 | 細胞レベルの修復促進 | 筋収縮、疼痛緩和 |
| 適応 | 急性期から使用可能 | 主に慢性期 |
| 患者負担 | 非常に少ない | 刺激を感じる |
トムソンベッドMDTの特徴
トムソンベッドとは
トムソンベッドは、ドロップ機構を備えたカイロプラクティック専用ベッドです。
MDT(Mechanical Diagnosis and Therapy)との組み合わせにより、効果的な脊柱・骨盤矯正が可能です。
ドロップ機構の仕組み
ベッドの特定部位(頭部、胸部、腰部、骨盤部など)が数センチ上昇し、そこに患者が乗った状態で、施術者が軽い圧力をかけると同時にベッドが「ドロップ(落下)」します。
メリット:
- 最小限の力で矯正が可能
- 患者への負担が少ない
- 「ボキボキ」鳴らさない安全な矯正
- 高齢者や妊婦にも適用可能
トムソンベッドの適応症状
- 骨盤の歪み
- 脊柱側弯
- 姿勢不良
- 腰痛(特に骨盤由来)
- 股関節痛
- 産後の骨盤矯正
- スポーツパフォーマンス向上
トムソンベッドの導入メリット
1. 差別化
- 近隣整骨院との明確な差別化
- 「骨盤矯正専門」としてのブランディング
- 女性患者の獲得(産後の骨盤矯正ニーズ)
2. 自費メニューの柱
- 骨盤矯正:1回3,000~5,000円
- 回数券の設定でリピート促進
- 姿勢改善プログラムとして継続課金
3. 安全性と再現性
- 施術者の技術差が出にくい
- 新人スタッフでも安全に実施可能
- 事故リスクが低い
4. 患者満足度
- 「ボキボキ」が怖い患者でも安心
- 痛みが少ない
- 施術後の爽快感
外傷治療と根本改善の両立
武蔵野メディカルが推奨する機器構成は、**外傷治療(保険診療)と根本改善(自費診療)**の両立を目指しています。
外傷治療の機器
| 機器 | 役割 |
|---|---|
| 時短君 | 急性外傷の組織修復促進 |
| 超音波治療器 | 炎症抑制 |
| ハイボルト | 急性疼痛の緩和 |
| 立体動態波 | 深部組織へのアプローチ |
| フィジオ5D | 多様な電気刺激 |
| 超音波診断器 | 外傷の可視化・診断 |
根本改善の機器
| 機器 | 役割 |
|---|---|
| ラジオ波 | 慢性症状の改善、温熱療法 |
| トムソンベッドMDT | 骨盤・脊柱の矯正、姿勢改善 |
| 体外衝撃波 | 難治性疾患への対応 |
| 酸素カプセル | 疲労回復、コンディショニング |
| EMS | 筋力強化、体幹トレーニング |
資金調達方法
1. 自己資金
- 開業資金の20~30%を自己資金で準備
- 残りを融資・リースで調達
2. 日本政策金融公庫の融資
- 新創業融資制度:最大3,000万円
- 無担保・無保証人
- 金利:2~3%程度(2026年1月現在の目安)
3. リース契約
- 初期費用を抑えられる
- 月額:機器価格の1.5~2%程度
- 複数機器をまとめてリース可能
4. 補助金・助成金
- 小規模事業者持続化補助金
- ものづくり補助金
- 地域の独自補助金
武蔵野メディカルでは、補助金・助成金申請のサポートも行っています。
武蔵野メディカルの開業支援サービス
武蔵野メディカルでは、機器販売だけでなく、開業全体をサポートしています。
サポート内容:
- 開業コンセプトの設定:「外傷をしっかり見る院」の実現
- 機器選定アドバイス:予算と目的に応じた最適な組み合わせ提案
- 開業場所の選定:商圏分析、競合調査
- 損益分岐点の試算:事業計画書作成支援
- 融資サポート:日本政策金融公庫等への申請支援
- 補助金・助成金申請:申請書類作成サポート
- 機器の使い方指導:時短君、トムソンベッドをはじめとする各機器の効果的な使用法
- 施術プロトコル指導:症状別の治療手順の標準化
- ホームページ作成:集客につながるサイト制作
- 開業後フォロー:経営相談、運営サポート
8. 自費診療メニューとしてのラジオ波活用法 {#section8}
自費診療としてのラジオ波の優位性
整骨院経営において、保険診療だけに頼らない収益構造の構築が重要です。ラジオ波治療は自費メニューとして高い親和性があります。
自費メニュー化のメリット
1. 客単価の向上
- 保険診療:1,000~2,000円程度
- ラジオ波追加:+2,500~3,500円
- 合計:3,500~5,500円
2. 患者満足度の向上
- 「気持ちいい」と感じてもらえる
- リピート率の向上
- 口コミでの紹介増加
3. 差別化の実現
- 近隣の整骨院との差別化
- 「〇〇整骨院はラジオ波がある」という認知
- 専門性のアピール
料金設定の考え方
全国の料金相場
整骨院でのラジオ波治療の一般的な料金相場:
| エリア | 平均的な料金帯 | 施術時間 |
|---|---|---|
| 都市部(東京・大阪など) | 3,000~3,500円 | 15~20分 |
| 郊外・地方都市 | 2,500~3,000円 | 15~20分 |
料金設定のポイント
1. 競合調査
- 3km圏内の整骨院の自費メニュー料金を調査
- 高すぎず、安すぎない価格帯を設定
- 地域の所得水準も考慮
2. 回数券の設定
- 10回券:通常価格の10~15%割引
- 例:1回3,000円 → 10回券27,000円(10%割引)
- リピート促進効果
3. 初回体験価格
- 初回限定:1,000~1,500円
- 気軽に試してもらうための設定
- 体験後の本契約につながる
4. セットメニュー
- 保険診療+ラジオ波のセット
- 手技療法+ラジオ波のセット
- パッケージ化で価値を高める
メニュー名の工夫
「ラジオ波治療」という専門用語より、患者に伝わりやすいメニュー名を工夫しましょう。
ネーミング例:
- 「深部温熱ケア」
- 「温活コース」
- 「筋膜リリース温熱療法」
- 「プレミアム温熱ケア」
- 「デトックス温熱」
- 「リラクゼーション温熱」
患者への説明ツール
患者にラジオ波の価値を伝えるために:
1. 院内ポスター・POP
- わかりやすいイラスト
- 効果の説明
- 料金の明示
- 「初回体験価格」の告知
2. パンフレット
- 持ち帰り可能な説明資料
- ビフォーアフターのイメージ図
- Q&A形式で疑問に答える
3. タブレットでの動画説明
- ラジオ波の仕組みを動画で説明
- 視覚的に理解しやすい
- 待合室でも視聴可能
4. 体験してもらう
- 言葉での説明より実際の体感が最も効果的
- 「一度試してみませんか?」と提案
- 初回体験価格で試しやすく
自費メニュー導入の注意点
1. 明確な料金表示
- 料金を明確に提示
- 「追加料金がかかります」と事前に説明
- 同意を得てから施術
2. 保険診療との区別
- 保険診療と自費診療を明確に分ける
- 混合診療にならないよう注意
- レセプトと自費請求を別管理
3. 無理な勧誘はしない
- 患者の意思を尊重
- 「試してみませんか?」程度の提案
- 断られたら無理に勧めない
9. よくある質問(FAQ) {#faq}
Q1. ラジオ波治療は何回くらいで効果を実感できますか?
A. 症状や個人差がありますが、一般的な目安は以下の通りです:
- 1回目:温熱による心地よさ、筋肉の軽さを実感する方が多い
- 3~5回目:痛みの軽減、可動域の改善を感じ始める
- 6回以上:症状の明確な改善、日常生活の質の向上
急性症状では2~3回で改善する例もありますが、慢性症状では継続的な施術が推奨されます。
Q2. ラジオ波治療に副作用やリスクはありますか?
A. 適切に使用すれば、副作用はほとんどありません。ただし、以下の方は施術を避けるべきです:
禁忌事項:
- ペースメーカー使用者
- 妊娠中(特に妊娠初期)
- 悪性腫瘍の既往がある方(医師の許可が必要)
- 施術部位に金属プレート・ボルトがある方(要相談)
- 急性炎症期(発熱・強い腫脹がある時期)
- 皮膚に傷・炎症がある部位
- 出血傾向のある方
- 感覚障害のある部位
施術前に必ず問診を行い、禁忌事項に該当しないか確認することが重要です。
Q3. CETモードとRETモードはどう使い分けるのですか?
A. 2つのモードは加温部位の深さが異なります:
CETモード(表層~浅部):
- 加温深度:皮下2~4cm
- 用途:浅層筋、皮下脂肪、表層の筋緊張
- 特徴:スポット的に加温、立ち上がりが早い
RETモード(深部):
- 加温深度:皮下5~7cm
- 用途:深層筋、関節包、靭帯、広範囲の施術
- 特徴:広範囲を均一に加温
推奨される使い方:
- CETモードで表層を先に温める
- その後RETモードで深部を温める
- より深い温熱効果が得られる
Q4. ラジオ波の施術料金はいくらに設定すべきですか?
A. 全国の料金相場は以下の通りです:
| エリア | 平均料金 |
|---|---|
| 都市部 | 3,000~3,500円 |
| 郊外・地方 | 2,500~3,000円 |
料金設定のポイント:
- 近隣3km圏内の競合調査
- 初回体験価格:1,000~1,500円
- 回数券:10回で1回分お得(例:27,000円)
- 患者への価値の説明が重要
地域の所得水準や競合状況を考慮して設定してください。
Q5. ラジオ波機器の導入にかかる費用は?
A. 一般的な費用の内訳:
初期費用:
- 本体価格:150万~250万円(機種による)
- 周辺機器(ベッド・消耗品等):20万~30万円
- 合計:約170万~280万円
ランニングコスト(月額):
- 消耗品(クリーム代):約5,000~8,000円
- 電気代:約2,000円
- メンテナンス費用:年1回10,000~15,000円(月額換算約1,000円)
- 月額合計:約8,000~12,000円
資金調達方法:
- 自己資金(開業資金の20~30%)
- 日本政策金融公庫の融資
- リース契約(月額:本体価格の1.5~2%)
- 補助金・助成金の活用
Q6. スタッフの教育はどのくらい必要ですか?
A. ラジオ波機器は比較的習得しやすい機器です:
習得期間の目安:
- 基本操作:1~2日(実技研修)
- 症状別プロトコル:1~2週間
- 独り立ち:2~3週間
教育方法:
- メーカーの納品時研修(多くのメーカーが提供)
- 院内での実技練習(スタッフ同士で施術体験)
- 動画マニュアルの視聴
- 実際の患者への施術(院長の監督下)
- 症状別プロトコルの標準化
操作がシンプルなため、新人スタッフでも比較的短期間でマスターできます。
Q7. ラジオ波は保険適用できますか?
A. ラジオ波治療は**保険適用外(自費診療)**です。
理由:
- 厚生労働省が定める保険診療の物理療法は、低周波・超音波・牽引などに限定
- ラジオ波は保険診療の項目に含まれていない
対応方法:
- 保険診療と組み合わせた提供方法
- 例:保険診療(1,500円)+ ラジオ波(3,000円)= 合計4,500円
- 自費部分の料金を明確に説明し、患者の同意を得る
- 保険診療と自費診療を明確に区別して請求
Q8. ラジオ波と超音波の違いは何ですか?
A. 両者は異なる原理で作用します:
| 項目 | ラジオ波(RF) | 超音波 |
|---|---|---|
| 原理 | 高周波電流による深部温熱 | 音波振動による微細マッサージ |
| 到達深度 | 5~7cm | 3~5cm |
| 主な効果 | 筋緊張緩和、血流促進、代謝向上 | 炎症軽減、組織修復促進 |
| 適応症状 | 慢性筋肉痛、関節拘縮、冷え性 | 急性外傷、靭帯損傷、腱鞘炎 |
| 体感 | 温かく心地よい | ピリピリ感(微細振動) |
使い分けの目安:
- 急性期:超音波(炎症抑制)
- 慢性期:ラジオ波(温熱・血流改善)
- 併用:両者を組み合わせると相乗効果
実際の臨床では、症状に応じて使い分けたり、組み合わせたりすることが効果的です。
10. まとめ:ラジオ波治療の導入を検討する方へ {#conclusion}
ラジオ波治療導入で期待できること
1. 患者満足度の向上
- 「気持ちいい」と感じる温熱施術
- 深部まで届く温熱効果
- リピート率の向上
- 口コミでの紹介増加
2. 自費診療の確立
- 保険診療に依存しない収益源
- 客単価の向上(+2,500~3,500円)
- 経営の安定化
- 差別化による競争力強化
3. 他院との差別化
- 「ラジオ波がある整骨院」という認知
- 専門性のアピール
- 地域での存在感向上
- 新規患者の獲得
導入を成功させるポイント
ポイント1:適切な機器選定
- 予算と目的に合った機器を選ぶ
- CET/RET両モード搭載機がおすすめ
- メーカーサポートの充実度を確認
- デモ機で実際に体験してから決定
ポイント2:料金設定の戦略
- 競合調査を行う(3km圏内)
- 初回体験価格で試しやすく(1,000~1,500円)
- 回数券でリピートを促進
- 地域の所得水準を考慮
ポイント3:患者への説明
- わかりやすいメニュー名(「温活コース」など)
- 視覚的な説明ツール(ポスター・動画)
- 体感してもらうことが最大の説得材料
- 無理な勧誘はしない
ポイント4:スタッフ教育
- 全スタッフが使えるように研修
- 症状別プロトコルの標準化
- 患者説明のトークスクリプト作成
- 定期的な勉強会の開催
ポイント5:継続的な改善
- 患者からのフィードバックを収集
- 効果的な使い方を研究
- 他院の成功事例を参考に
- 新しい活用法にチャレンジ
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関連情報
参考サイト
- 酒井医療株式会社(フィジオ ラジオスティムPRO製造元)
- 武蔵野メディカルシステム株式会社
最終更新日:2026年1月17日
執筆:武蔵野メディカル コンテンツチーム
【免責事項】 本記事の情報は2026年1月時点のものです。製品仕様・価格・サービス内容は予告なく変更される場合があります。導入をご検討の際は、最新情報を各メーカー・販売店までお問い合わせください。本記事に記載の効果は一般的な傾向であり、全ての方に同様の結果を保証するものではありません。