EMSとは?整骨院での需要が高まる理由
EMS(Electrical Muscle Stimulation)とは、電気刺激によって筋肉を動かすトレーニング機器です。腹横筋・腹直筋・骨盤底筋といった「インナーユニット」と呼ばれる深部の筋肉を鍛えるのに適しており、自力でのトレーニングが難しい部位へのアプローチが可能です。
整骨院での活用が広まったのは2010〜2011年頃から。現在では開業・増設時の定番導入機器となりつつあり、「楽トレ」という総称でも広く知られています。治療の補助として20〜30分間活用できるうえ、自費収入にもつながるため、院経営の面でも注目されています。
EMS導入の歴史──なぜ最初は売れなかったのか?
導入当初、EMSはほとんど普及しませんでした。その理由は大きく3つあります。
① 自費診療への抵抗感 当時は保険診療メインの院が多く、自由診療に踏み出す先生が少なかった。
② 運用イメージの欠如 機械を体験してもらっても「面白いね」で終わり、実際に患者さんへ提案するイメージが持てなかった。
③ 「売る」ことへの苦手意識 トークマニュアルを用意しても、先生方が自分の言葉で熱量を持って伝えることが難しかった。
転機となったのは、メーカー担当者が院に入り込み、患者さんへの提案を直接行う「オンザジョブトレーニング」方式を導入したこと。これにより成約が生まれ、回数券販売という新しいモデルが業界に広まっていきました。
EMS運用で成功している院の共通点「初期設定」
うまく運用できている院には、明確な共通点があります。それが**「院のコンセプト化」と「初期設定」**です。
院のコンセプト化とは?
患者さんは整骨院を「痛みを治してくれる場所」として来院します。そのため、施術の途中でEMSトレーニングを提案しても「なぜここでトレーニング?」というギャップが生まれがちです。
成功している院では、**「治療だけでなく、骨格を支える筋力向上も行う院」**というコンセプトを明確に打ち出しています。
初期設定とは?
EMSを勧めるタイミングで初めて説明するのではなく、来院した最初の段階で「体の健康にはこういったケアが必要です」というロードマップを伝えておくこと。
この流れがあれば、EMSの提案が「売りつけ」ではなく「必要なケアの一環」として自然に受け入れられます。後出しの提案は「急に何を言っているの?」という不信感につながるため注意が必要です。
また、口頭だけでなく資料などで見える化して伝えることも、成功院が実践しているポイントです。
EMSの効果を最大化する4つのポイント
EMS施術の効果を高めるために、患者さんへ必ず指導したい4つのポイントがあります。
1. 水分摂取
1日1〜2Lの水分を摂るよう指導しましょう。体内の循環を促すことが回復と効果向上につながります。
2. タンパク質の摂取
日本人は平均的に必要量の約2割が不足しているとされています。豆腐・豆類(植物性)や魚・肉(動物性)を積極的に取り入れるよう促しましょう。
3. 十分な睡眠・休養
筋肉への刺激を与えた日は、早めの就寝を勧めてください。回復が効果を引き出します。
4. 「意識」を持って受ける
これが最も見落とされがちなポイントです。「意識性の原則」というトレーニングの原則があり、施術中に**「今ここの筋肉が動いている」と意識するだけで効果が大きく変わります**。
EMS施術中に寝てしまう患者さんは多いですが、寝てしまうと効果は半減以下になるとも言われています。先生から「起きて意識してくださいね」と一言添えるだけで、患者さんの満足度・効果ともに向上します。
パッドの正しい貼り方と注意点
EMSの効果は、パッドの貼り方にも左右されます。以下の点に注意しましょう。
- 新しいパッドを使用する:貼り付きが悪くなると通電効率が低下し、肌トラブルの原因にもなります。
- 推奨交換目安は20回:使用後は皮脂や汚れを清掃することで、倍程度の使用も可能ですが、あくまで目安として20回での交換を推奨。
- 正中線に対して左右対称に貼る:2〜3cmのズレでも効く筋肉が変わることがあります。
- 貼る前に一声かける:「この辺りにつけますよ」と声をかけることが患者さんの安心感につながります。特に女性には必須です。
注目機種「EMS 8」(酒井医療)の特徴
現在、問い合わせが特に多い機種として**酒井医療の「EMS 8」**があります。その主な特徴は以下の通りです。
- 4チャンネル仕様:1人専用機として十分な性能
- プログラム設定が自由:マイルド→ノーマル→ハードといったフェーズ切り替えが可能で、患者さんを飽きさせず意識を保てる
- リモコン付き:患者さん自身が強さを調整できるため、スタッフが常時対応しなくてよい。特に個室対応の美容クリニックなどで高い評価を受けている
- スタイリッシュなデザイン:美容整形外科などにもマッチする見た目
まとめ
EMSは治療の補助から自費収入の確保まで、整骨院経営に多くのメリットをもたらす機器です。しかし、ただ導入するだけでは活用しきれません。
「初期設定」でコンセプトを最初に伝える、4つのポイント(水分・タンパク質・睡眠・意識)を患者さんに指導する、この2点を実践するだけで、EMS運用の成果は大きく変わります。導入を検討している方も、すでに持っているがうまく活用できていない方も、ぜひ今日から取り入れてみてください。
施術時間を短縮しながら効果を高める!注目の微弱電流機器「時短君」とは
近年、全国の治療院で急速に導入が進んでいる機器があります。それが直流微弱電流機器**【時短君】®**です。
一般的な治療機器が低周波か高周波のどちらかに偏っているのに対し、時短君は「中周波(2,000〜4,000Hz)× 直流微弱電流」という独自の組み合わせを採用。深部筋や神経系へのアプローチがやわらかく届き、患者さんへの不快なピリピリ感もほぼありません。
さらに、施術中に皮膚抵抗をリアルタイムで数値表示するモニターを搭載しているため、効果の「見える化」が可能。誰が施術しても再現性が高く、開業直後の院でも即戦力として活用できる点が支持されている理由です。
「施術時間が短縮されて予約枠が増えた」「患者さんの反応が早い」「リピート率が上がった」といった声が全国の導入院から届いており、自費メニューとしての活用や差別化にも役立てられています。
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