こんにちは、武蔵野メディカルの上田です。
今回は、前回のハイボルト編に続いて【物療機器完全解説】第2弾!
テーマは…
\ 超音波治療器!/
接骨院業界ではもう「ド定番」といってもいい超音波。
でもね、正直、ちゃんと効果や理論を理解して使ってる人って、意外と少ない。
僕自身もこれまでにたくさんの先生と話してきた中で、
「なんとなく温める機械でしょ?」
「ジェル塗って、くるくる動かすやつね」
そんな認識の方が多かったんですよ。
今回はその常識、ガラッと変えちゃいます。
超音波=温熱治療器。
まず大前提として、「超音波治療器」は温熱治療器です。
どうやって温熱が発生するかというと、プローブ(あの丸いアタマ)に内蔵されてる振動板が、
1秒間に100万〜300万回振動してるんですよ。
ジェルを塗って肌に当てると、この振動が体の内部に伝わっていく。
その振動で組織が揺らされて、摩擦熱が発生。
それが温熱作用の正体。
外から温めるのは“表面”だけ。超音波は“中から”温める!
温熱には2種類あるの、ご存じでした?
- 伝導加温(外から温める)=赤外線やホットパック
- 立体加温(中から温める)=超音波!
そう、超音波は体の“内部”から温めるんです。
だから熱の入りが深いし、冷めにくい。
この仕組みを理解しているかどうかで、治療効果はまったく変わってくる。
じゃあ、どこに効くの?
たとえば…
- 可動域が狭くなった関節(肩・膝・足首など)
- スポーツ障害(ジャンパー膝、ランナー膝、足底筋膜炎)
- 肉離れや捻挫の回復促進
- 骨折の癒合促進(←これ特に注目)
これらには超音波がめちゃくちゃ有効。
特に「局所で深部の温熱が必要なパーツ」には、超音波がベスト。
1メガ vs 3メガ vs 1&3メガ
ここ、間違えがちなのでポイントです。
周波数 | 振動数 | 深さ | 適応 |
---|---|---|---|
1メガ | 1秒間に100万回 | 約6〜9cm | 深部(大腿・腰など) |
3メガ | 1秒間に300万回 | 約2〜3cm | 浅部(手首・足首など) |
1&3メガ | 交互に出力 | 広範囲 | 判断つかない部位・広範囲対応 |
深いところには1メガ、
浅いところには3メガ、
迷ったら「1&3メガ」モード。
フィジオソノにはこの「1&3メガ」モードが搭載されてるから便利なんです。
Duty(デューティー)比って何?
「デューティー」って聞いたことあります?
簡単に言えば、どれだけ“出力してる時間”があるかです。
- 100% → ずっと出力(温熱がっつり)
- 50% → 出たり止まったり(急性期や刺激減)
- 30% → よりマイルドに(炎症期に最適)
知らないと全部100%でやっちゃいがちだけど、これはNG。
**急性期は30%〜50%**が基本です。
【注目】骨折の癒合促進にはLIPUS「リーパス」
最近すごく注目されているのが、LIPUS「リーパス」モード。
プローブを動かさずに固定できるタイプで、
なんと骨折の癒合スピードが40%短縮するという報告も!
【究極】ハイボルトとのコンビネーション治療
ここで終わらないのがフィジオシリーズのすごさ。
なんと…
超音波とハイボルトを連結してコンビネーション治療が可能。
・ハイボルト&超音波を同時照射により深部加温+鎮痛が一気に可能に。
時間も短縮、効果も絶大。
まさに「忙しい治療家の味方」。
【しかも】完全コードレス!バッテリー駆動でどこでも治療
電源がいらない。
バッテリーで動く。
コードレス。
これ、めちゃくちゃ画期的。
スペースの限られた整骨院でも、
移動型治療にも、
トレーナー帯同にも対応。
“カッコよさ”だけじゃなく、ちゃんと機能性とポータビリティを兼ね備えてる。
最後に:これは1台じゃなく“2台セット”で考えるべき
僕が現場で本当におすすめしてるのは、
✅ フィジオアクティブ(ハイボルト・EMS)
✅ フィジオソノ(超音波・リーパス)
この2台セットでの導入。
これがあれば、
「痛みの軽減」「可動域の拡大」「骨折癒合促進」
全部いけます。
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武蔵野メディカルチャンネル、まだまだ続きます!
お楽しみに。