【対談レポート】接骨院業界のこれから〜アイワ接骨師会・山田会長をお迎えして〜


こんにちは、武蔵野メディカルの上田です。

今回は、接骨院業界のレジェンド的存在ともいえる
アイワ接骨師会 会長・山田先生をお迎えし、
激変する治療業界について、たっぷり語っていただきました。

「今、業界全体が“模索の段階”に入っている」

という言葉が象徴するように、時代は確実に変化しています。
その中で我々は、どう舵を取っていけばよいのか——。

現場のリアルと未来のヒントが詰まった対談を、ぜひご覧ください!


◆ ゲスト紹介:アイワ接骨師会 会長 山田先生とは?

・アイワ接骨師会の現在会員数は約1000名
・接骨院業界の潮流を20年以上見続けてきたスペシャリスト
・ご自身も現役の接骨院経営者

「揺れる業界」「変革の時代」に、最前線で向き合うお一人です。


◆ 接骨院業界の“変化”は10年前から始まっていた

「私が現場に入った2000年前後は、接骨院はほぼ“保険一本”でした」

山田先生の言葉には説得力があります。

当時は、テーピング代を除けば「全額保険」で回っていたのが常識。
それが2010年中盤頃から、「自費メニューの導入」という流れが徐々に広まり、
現在では保険と自費の“ハイブリッド”が主流になりつつあります。


◆ 保険7:自費3 → 保険5:自費5 へとシフト

「明確な統計があるわけではありませんが、
体感として自費割合が7割を超える院も増えてきています」

背景には…

  • 保険点数の引き下げ
  • 慢性対応の制限
  • 患者数の減少
  • 治療スタイルの多様化

…などが挙げられます。

「昔は“1日100人来院”が当たり前だったが、
今は“少人数×高満足度”にシフトしている」

そんな現場の実感も共有いただきました。


◆ 技術×経営の“両立”がカギになる時代

「職人肌の個人院、経営力に長けたグループ院。
でも、本当の理想は“両方持った院”なんです」

これは非常に共感したポイントです。

優れた技術を持ちながら、経営にも長けた接骨院。
これこそが「患者にとって本当に価値のある院」であり、
また「継続的に地域医療に貢献できる院」であると感じています。

「○○院の○○先生は、経営も技術も素晴らしい」
そんなモデルケースをもっと増やしていきたいですね。


◆ 接骨院経営者が今、学ぶべきことは?

最後に、山田会長に今後の展望についてお聞きしました。

「知識、技術、経営、この3本柱が基本です。
そして“うまくいっている院”の真似をするのが成功への最短ルート」

  • セミナー参加
  • 成功院の見学
  • オンラインでの学習

など、やれることは山ほどあります。

特に今は「365日、学びが止まらない時代」。
土日も関係なく情報をキャッチし、患者さんに還元していく。
そんな姿勢こそが、院の成長を生みます。


◆ 最後にひとこと:業界を変えるのは「一歩踏み出す勇気」

「慈悲を取り入れられない院も多い。
でも、本当は“患者さんを救うチャンス”がたくさんあるんです」

物療機器を販売する立場としても、
「あの患者さんにこの機器があれば…」と思うことは本当に多い。

でも“導入できない”という院もまた多いのが現実です。

そんなジレンマを少しでも解消するために——
まずは、小さな一歩でも自費導入を試してみてほしいと思います。


📺 対談本編はYouTubeで公開中!

🔻本編はこちらから
👉 武蔵野メディカルチャンネル:山田会長対談

▶ 内容:

  • 接骨院の未来
  • 保険制度のリアル
  • 自費導入のコツ
  • 成功院の共通点 などなど!

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何か気になる点やご質問があれば、
アイワ接骨師会までお気軽にお問い合わせください!